2008/02/19

世界の流れを汲み取る

今年の冬はスノーボードに行ってないな~
趣味はボードです!って言ってたのに、もはや行くのもめんどいって思うようになってきた。
だって金も時間も掛かるんだもん!って言い訳になるけど、なんでやろーねー
ポンと行けるなら行くよ!ただめんどい。そんな面倒くさがりな安井です。どもこんばんは。


なんか世界情勢のことについて言うのも多いけど、今回も気になることがあった。
セルビアからのコソボ独立です。
旧ユーゴスラビアの解体から16年。ここでコソボも独立です。

ユーゴスラビアの話しをすると、
「7つの隣国、6つの共和国、5つの民族、4つの言語、3つの宗教、2つの文字により構成される1つの国」
と言われていた。
そして、それを統治していた自立管理社会主義っていうのが結構好きだ。
ソ連の影響が強い冷戦下でソ連の主張する社会主義とは違うカタチの社会主義。
民族単位での共和国の権利を認めていたというのが、国家としてのいいカタチだと思っていた。
ま、あれもチトー大統領の圧倒的なカリスマ性の元にできていたものだったけど。
って、ちょっと知識のお披露目です。はい、知識しかない男ですいません。。。

自分がこうやって興味を持つのは、民族という考え方のとこです。
日本人にとって民族というものは、漠然としたものだと思っている。
その考えは、やはり島国で他民族からの侵略がなかったというよくある説が自分も思っているとこ。
自分が想像もできないことで人が命まで掛けることに興味がある。
これは御国の為に死んできます。の戦時下の日本人も経験したことだけど、
複雑に絡み合った民族・宗教をも巻き込むと、その時の日本人の思想とは違ったものだと思っている。

ま、そういうことがあって、コソボの独立に興味があるのですね。
スロベニア人、クロアチア人、セルビア人、マケドニア人、モンテネグロ人、そんなこと言っても全然わからん。
コソボはセルビア系住民を主体とした国であり、民族が国家を持つことがどれだけの願望なのかっていうのがわからない。
だから、どういう歴史の上で民族が出来たのかとか、なんで対立することになったのかとか、
それが宗教とどう絡んできているのかとか、利権が絡んで他の国が介入してきた経緯とか。

今日はそのへんをもっとネットで調べていた。
おもしろいね!とかいいながら、自分は何か答えが出したいとかじゃなくて、
ただの興味の対象でしかないから、余計にタチ悪いかもしれない。
それが"学問"というものに繋がるんだろうけど、それを知識として入れるのが楽しいのです。

なんか生産性のないことばかり書いているね。
でも、何の答えの出ないことを考えるのが好きですよ。

ま、コソボの件で思うのは、こうやって民族問題が国を分けるまでになるんだから、
日本も在日韓国朝鮮人とか、アイヌ民族とか琉球民族とか、今一度考えてみたらいいんじゃないかと思ったのですよ。

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