2008/02/04

本当の貧乏を体験する

寒いのなら上着を着ましょう。暖かいアンダーウェアを着ましょう。
風邪引きたくないならうがいをしましょう。栄養在るものを食べましょう。
自分が置かれている環境に自分から適応しようとすれば、そんなに不満も生まれない。
不満があるなら自分が変われ。自分で変えようとしろ。そう思うことがあった日です。どもこんばんは安井です。


先日大学時代からの友人と飲む機会がありました。
その友人は在学中に、連帯保証人になったことから借金を持つことになり、返済の為に更に借金をしていた人でした。
未だに多少の借金が残り、働けど働けど返済の毎日が続いているような人です。
とりあえずだいぶメドが立ってきて、日雇い労働から準社員になっています。

ま、そんな友人がいるのですが、飲んだ席でどん底生活を語ってくれました。
家賃を払うのが精一杯で、食費になんて金が使えない日々があり、どうやって食べてたかのことを。

やはり一番はコンビニの廃棄を貰うことだそうだ。
学生時代だとコンビニでバイトしている他の友人もいたので、その時期はある程度充実した食生活だったと言う。
コンビニバイトの友人が辞めてからは、深夜に近所のコンビニのゴミまで漁っていたという。
しかし、彼の縄張りに別の浮浪者がやってきて漁るようになり、ゴミの廃棄を汚く漁ることから、ゴミ捨て場も強化されて漁れなくなった。

次に目をつけたのが某ドーナツ屋の廃棄。
これもすぐにゴミ捨てが強化されて漁れなくなったと。

プライドだけは高かったので犯罪には手を染めなかった彼、次に目を付けたのがパン屋。
パン屋は比較的店じまいが早いので、普通のメシ時に漁れるのを知ったという。
しかも、他の浮浪者もあまりいないのだといっていた。
生活が安定する数ヶ月はパンのみで生きていたという。

ま、それぞれに大爆笑のエピソードもあったんだけど、書くと長いので割愛。
それにしてもすごいもんだ。人間ってどうやっても生きていけるんだなと関心した。
そんな彼も彼女ができて、結婚をしたいと言い出している。その為にも先ず借金返済だと、ありえないくらい働いている。
目的があれば人間は辛いことも克服できるんだなって、尊敬すらしている。

いつか彼にも家庭ができて、子どもを育てるんだろう。
そんな子どもにはどんな教育をするのだろうか。
きっとシアワセな家庭になるんじゃないかなって、なんとなく思っている。
ま、将来のことは誰にも分からないけどね。

自分も彼に負けないくらいシアワセになりたいなって、軽く嫉妬すら思ったほのぼのした日がありました。


※お宝発見!

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