『P2Pファイル交換とCD売り上げ』とう題名のブログがあったのでリブログ。
YouTubeやニコニコが主流になってきたいまとなっては、ちょっと内容的には古臭いけど、
JASRACの人に読んでもらいたいね。
『
カナダ政府からの依頼により Industry Canada が行ったカナダ人の P2P ファイル交換と音楽購入動向についての調査結果で、P2P使用とCD購入の間に正の相関が出たらしい
カナダにおける Creative Commons / フリーカルチャーの旗手である Michael Geist が、自慢げに Gov’t Commissioned Study Finds P2P Downloaders Buy More Music って記事を書いてる
Geist が無理無理な解釈してる可能性もあると思ったので 調査結果の原文も読んでみたけど、原文でも確かにそう書いてあった
調査からわかったことはいくつかあるけど
ぐらいがポイントかな
Geist みたいに
ファイル交換のお陰でCD売り上げが伸びてる とまではまだ結論できないと思う
ていうのは、正の相関があるという結果には他の解釈もできて、つまり CDをたくさん買うような音楽好きはファイル交換にも手を出す率が高い とも解釈できるから
本当にファイル交換のお陰でCD売り上げが伸びてるかどうかを検証するには、個人かつ楽曲単位の調査を行って、同じユーザであってもファイル交換でよく流れている曲の方が購入率が高いか って比較を行う必要がある
ただ、全体として正の相関が出たってことは、少なくとも ファイル交換のせいでCD売り上げが落ちてる分は無視できるほど小さい、ってことは言えるはず
まあこれは以前から言われてたことで、今回はそれをもっと綿密な調査で検証した、ってことになるのかな
あと、P2Pファイル交換はCD売り上げを落とさないけど、オンライン楽曲販売は落とす、ってところは気になった
直感的には納得するのが難しいけど、この差はどこから来てるんだろう
』