2006/12/11

パプリカ、攻殻機動隊 S.A.C. SSS

12月8日金曜日、家に帰ったら女の子が2人で出迎えてくれた。どうやら同居人・本阿弥さんがジョン・レノンの追悼集会?を開いていて、それに呼ばれてた女の子。
そんなかわいい女の子2人におかえりと言われて、テンション上がってしまいました。やっぱり「おかえり」って言われるのっていいね。
清原家に来てくれる人にはおかえりと言います。そんなちょっとしたほっとする雰囲気を味わってもらいたいと思ってる安井です。ども、こんばんは。


映画を観に行ってきました。「パプリカ」!京都みなみ会館へ。もちろんアニメ映画だったり、、、
今敏監督、筒井康隆原作、アニメ制作マッドハウス。キャストに林原めぐみ、古谷徹、大塚明夫、山寺宏一。はっきりいって、最高のスタッフ&キャスティング。
オフィシャルサイト→こちら

有名な原作だけあって、ストーリーもなんとなく知っていましたが、やはり筒井康隆だけあって、最後の終わり方がどうもいまいち。途中まで楽しいんだけどね~。エヴァの綾波巨大化が思い起こされた。
そういえば、今年に入って筒井康隆の原作でアニメ化は2本目だね。「時をかける少女」の方が自分的には好きだ。

最後がどうあれ、造りはすごくよかった。イメージしにくい世界をかなりリアルに再現していて、今敏監督の力量がすごいとこが再確認。
色彩もキレイで、赤色の使い方が大胆であり、また世界観にマッチしていた。
平沢進の音楽もかっこよくていいね~。ベタなんだけど、映画館のあの大音量で聞かされるとかっこよく思えてしまう。実際、けっこいいんだけど。
映画はやはり映画館で観るにこしたことない。しかし、1,800円は高い、、、


あと、「攻殻機動隊 S.A.C.Solid State Society」も観ました。これは映画ではないんだけど、2時間の1本作品。
「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」から2年後の設定とあって、内容は攻殻機動隊を知ってるなら受け入れやすいね。ってか、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」、「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」と観ていないとわかりにくい!

今回のテーマには高齢化社会が取り上げられていて、現実の今の社会に当てはめてもいろいろと考えさせられるものだ。

う~ん、おもしろかったんだけど、どうしても「攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL」の人形使いのストーリーとかぶってしまって、二番煎じ的なのが抜けきれないのが腑に落ちない。
結局、複雑化したネットの中で誕生した情報思念体が犯人である。ってのは、途中で気付いてしまうからね~。
神山健治よ、攻殻機動隊の続編作るのなら、GHOST IN THE SHELLを超える作品にしないと、そろそろ飽きられてしまうよ。
そう思うと、押井守がどれほどすごい作品作ったのであるかわかるね。自分がこの作品のせいでアニメの世界にどっぷりハマってしまった訳だ。

今回の2作品とも、おすすめできる作品です。時間があるなら観てください。

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