2007/01/18

消費者意識のバカらしさ

今日で阪神大震災から12年。今でのあのときにテレビから流された光景と、自分のなかで生まれた地震に対する恐怖心は忘れられません。
先日の北海道沖での地震でも、避難勧告が出ているのに数パーセントの人しか避難しなかったようです。教訓は忘れられているのでしょうか。
今だからこそ、あの震災を思い出してみるべきだと思う。天災は忘れた頃にやってくる。
朝の新聞を読みながら、何かしらこみ上げるものがあった安井です、黙祷。こんばんは。


お菓子メーカーの不二家が賞味期限切れの材料で製品を作っていた事件、これでもかと思うほどの不二家バッシングで、どこにも不二家の製品が置かれていない状況です。
サッポロに委託しているあのネクターですら無くなっている。大好きなジュースなのに。。。

食品添加物のオンパレードな食生活をしているのに、ちょっとのことで会社を倒産寸前まで追い込む消費者。
原料に何が使われているのかも知らないのを食べているのに、いっこの不祥事を起こした会社を極悪会社のように罵る消費者。
安いという理由で真夏でも農薬たっぷりかかり真夏でも腐りにくくなってる中国産の野菜類を食べているのに、賞味期限切れの食材を使っていただけで攻撃する消費者。
消費者を裏切ったと言わんばかりの報道と、重箱の隅を突くように掘り返される過去の出来事。いい加減、ワイドショー化したニュースを流すのはやめなさい!

不二家のしたことは確かに悪い。けど、過剰に反応し過ぎる消費者はいかがなものか。あんたらの方がもっとタチが悪いよ。

雪印の時を思い出した。あれも無茶だ。
そんな製品食べても死にはしないってば。

この手の事件がおきると、ほんとうに消費者の反応が一番気に障る。それを過剰に上乗せさせる小売店の反応も。
なんかね、同じ国民として痛々しいばかりだ。

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