2007/12/19

民が求めるもの

グレンラガンがおもしろい。
こないだ全話観て最後なんて大泣きしてたのに、
同居人さんがまた最後んとこ観ているのを一緒に観ていてまた泣いてた。
なんかね、ほんと友情とか熱いのが心に刺さってくる。
ここんとこほんと涙脆くなった安井です。泣くのは恥ずかしいことじゃないよ!こんばんは。


『筑紫哲也 NEWS23』で新しくメインキャスターとして、
共同通信社前編集局長の後藤謙次が勤めている。
その後藤さんがインタビューで言ってたのを要約すると、
「視聴者は自分達の関心のあるの生活に直結するニュースを求める。
駐日アメリカ大使のコメントよりも、石油の高騰の方が求めらる」
と。

そうだな。この意見には賛同できる。
そして 「そのバランスを保って伝えるのが報道に必要になる」と。
なるほどね。

普段から報道の在り方について言うことが多いが、報道の立場の人がこう思っているんだな。
やっぱりというか、こういう悩みがあるんだな。

やっぱりそういうことを言われると、報道側よりも、求める視聴者側に問題があるのではないかと。
何が知りたいのですか?ほんとは何を見たいのですか?
自分は石油の高騰よりも、駐日アメリカ大使のコメントが聞きたいですよ。
自分は警官の自殺の事件の真相よりも、イラクの自爆テロの真相の方が知りたいですよ。

本当に報道されるべき事が報道されないのは、視聴者にもあるが、
それに合わせて報道する側ももっと考えないとならないんじゃないだろうか。
視聴率が下がるからと、本当にそんなことを報道していていいのかな。

見ている方はワイドショー的ニュースに慣れてくると、それよりも過激なものを求めようとする。
女性週刊誌が売れる理由もこういうとこだろうか。
きっとこの先時代が進めば、もっとプライバシーだのに深く掘り下げたことが流れるだろ。

報道の人間は視聴者を甘やかしてはならない。視聴者を消費者にしてはならないと思う。
だからどうしたらいいのか。ってことは、自分の思考では出てこないけど、
あるべきことを素直に伝えることで、それなりに変わってくるんじゃないだろうか。
時代に合わせるんじゃなくて、ジャーナリズムなんだから、時代を創っていけばいい。
それがジャーナリズムの真髄かなって思ってます。

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