2007/02/27

二・二六事件

ホルモン屋に行った。50年近くも店を続けているという80歳のおかあさん。
よく喋る、よく笑う、あと30年は商売したいと言う。薄暗く汚い店内であっても、おかさんがとても輝いて見えた。
働き出して2年弱。働くことに疲れきってきたと思っている自分が、とても小さく感じられた安井です。
逆にやる気をもらったよ、こんばんは。


今日は2月26日。71年前に二・二六事件があった日。
Wikipediaからの記事を抜粋・編集すると
「大日本帝国陸軍の派閥の一つである皇道派の影響を受けた一部青年将校ら(20歳代の隊付の大尉から少尉が中心)は、かねてから「昭和維新・尊皇討奸」をスローガンに、武力を以て元老重臣を殺害すれば、天皇親政が実現し、腐敗が収束すると考えていた。
その思想のもと、1936年(昭和11年)2月26日-29日に、陸軍皇道派の影響を受けた青年将校らが1483名の兵を率い、「昭和維新断行・尊皇討奸」を掲げて起こした反乱事件、クーデター未遂事件である。」
というものである。

なんとなくね、今日はこのことばかりを考えていた。
その青年将校達はどういう気持ちでクーデターを起こそうとしたのだとうかとか、日本を本気で変える為に命をかけるとはどういう気持ちなのだろうかとか、自分がその立場ならどういう行動を起こしていただろうかとか。

日本を変えようとした20代の若者。僕達の世代はそんなバイタリティーがあるだろうか。
60年代の安保闘争、70年代の学生運動だって本気で日本を変えようした若者のイデオロギーから産まれたものだ。
21世紀を生き抜く僕達はこの国のことをどう感じ、どう思っているのだろうか。

もはや何かに立ち向かう運動などかっこ悪いものであるとすら思われている現代。
世の中に不満があるなら見て見ぬふり。何かを変えようとしないのだろうか。
自分の好きなアニメ・攻殻機動隊の台詞で「世の中に不満があるなら自分を変えろ」と主人公が言うところがあります。
世の中に不満があるので、自分を変えてクーデターを起こした青年将校達。
現在に彼等がいたら、排斥されるべきは僕達日本国民全てかもしれない。

いくら国を変えようと立ち上がっても、二・二六事件しかり、学生運動しかり、上からの圧力に屈して結局何もできなかった。
その敗北が残っているせいで、この無抵抗、無関心が産まれたと言われている。
でも、そうだろうか?彼等は何も残さなかっただろうか。立ち上がれば、国に対して何かが起こせることは、確かな証拠として残してきたのではないだろうか。

何もやらないのに、始めから何かが起こるはずがない。
何かをやろうとすれば、たとえ目的が達成できなくても、何か産物は産まれるはずである。
机上の空論ではなく、動いてみなければ何も残らないし、何も感じられないし、与えるものもない。
言うは易し、行うは難しと言うが、難しいからそこやり甲斐も産まれてくるのかも。

とりあえず、思ったことは行動していこうと思う。
環境問題?身近なとこからやってやる!仕事で使った紙は、面倒だけどリサイクルボックスまで持っていくようにもしている。
買いたいものは買う。節約しても買う。
クルクルもやる!
そして疲れたら休む。
女の子にもマメに連絡とって、、、これは難しいな。。。

なんか最初の論点とずれてしまったけど、変えようとするイデオロギーで、バイタリティー持って行動しようってことだ。
全然まとまってない!


※青年将校達

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