2008/12/16

中国一党独裁に叛旗!全面的民主化求める異例の檄文「08憲章」

中国で「08憲章」というとてつもない反中国共産党の声明が、中国内部の有識者を中心として出された。
12月10日に出されてからいろいろと調べてきたけど、こいつはほんとうにすごい。中国を内部から改革しようという動きが、実際の行動にだされているんだから。
実際、命を懸けた運動である。

以下は、御家人さんという方のブログ「日々是チナヲチ。」で書かれていた内容を転記したもの。
このサイトで書かれている主張の内容が、たぶん一番日本語でわかりやすく詳しく書かれていると思う。

◆「08憲章」の主張
 ●「自由,人権、平等、共和、民主、憲政」の六点を基本理念とする。
 ●「一党独裁」と明記していないものの、中共政権に真っ向からダメ出し。↓
「新中国は名義上は『人民共和国』だったが、実質的には『党の天下』だった。執政党が政治,経済,社会資源の一切を独占し、反右派運動、大躍進、文化大革命、六四(天安門事件)、また民間宗教活動や人権擁護運動への弾圧など一連の人権災害をもたらした。その結果数千万人の生命が失われ、国民も国家も極めて惨憺たる代価を払うことになった」
 ――――

 主な具体的目標は下記の通り。
 ●多党制、普通選挙制、三権分立の実現と基本的人権の尊重。
 ●集会・デモの自由、表現の自由、言論の自由、結社の自由、報道の自由、出版の自由、宗教の自由、学術研究の自由の実現。
 ●私有財産の保護。
 ●財政・税制改革の断行と社会保障制度の確立。
 ●環境保護の強化。
 ●都市と農村の二本立てである戸籍制度の一本化。
 ●各組織における党委員会は国家による法治を著しく阻害するため廃止。
 ●イデオロギー色の濃い政治教育や政治科目試験の廃止。
 ●軍隊の国軍化(現在の人民解放軍は政府ではなく党中央の指揮下にある)。
 ●香港・マカオの自由な制度を保障し一国家二制度の実質を保つ。
 ●自由と民主を前提に台湾と対等な立場で協議の場を持ち、最終的には民主的憲法の下に中華連邦共和国の建国を目指す。
 ●過去の政治運動で迫害された者とその家族に対する名誉回復と国家賠償の実施。全ての政治犯、良心または信仰によって犯罪者とされた者の釈放。

という、内容。
いやー!すごい!すごい!すごいの一点!
丸々中国共産党の存在を否定するかのような内容。
ここ数年、中国の動きをいろいろ見てきたけど、こんな過激な発言が発表され、さらに支持層も広がっているのは初めてである。

このまま行けば天安門事件が再びか!
ま、なったとしても、腐敗しきった官僚体質が直ぐに変わることもないだろうけども、、、
それ以前に、きちんとした法の整備や、国の方針が取れるかどうかってこともだるだろうけど、、、

それにしても、動いて欲しい、もっと過激に運動が展開されて欲しい。
これが僕が望んでいたことであるから。
今回は何の後ろ盾も無い運動だと当事者が言っているが、世界の世論が見方になる!僕も見方になるから!

ま、多少興奮しておりますが、これからの動きが非常に非常に楽しみなことです!

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