2009/11/19

例えば僕とあの日の思い出

絶賛無職です!絶賛転職活動中です!
今月中に決まりそうですよ。そのうちお待ちください。
がんばりますよ。安井です。こんばんは。


懐かしい場所ってありますよね。
こないだ錦市場を歩いていてすごく懐かしい気持ちになりました。
何がどうってことなんやけど、卸売じゃなくてあの市場の雰囲気が懐かしかったです。

その昔、京都の北野天満宮近くに「京都市北野公設市場」というのがあったのです。
今は前面改装されてスーパーマーケットに変わっていますが、市場でした。

その一角にじいさんが昔から店を構えていた。
そこは乾物屋さんで、鮮魚も扱っていた。
おかんは昔から手伝いに行っていて、自分が生まれてからも自分をおぶって通っていた。
幼い時はゆりかご代わりにダンボールに入れられて店の脇に寝かされていた。

モノゴコロ付いた思い出といえば市場で遊んでいた時が多い。
おやつはいつも賞味期限が切れた売り物の煮干だった。
向かいの揚げ物屋の売れ残りをもらうのがうれしかった。
うなぎ屋の娘さんと倉庫でかくれんぼしていた。
じいちゃんの手伝いしたら、じいちゃんが風船膨らましてくれた。
ゴミのことをゴモクって言ってゴミ捨て場にすて行ってた。
商品のちりめんじゃこを隠れてつまんで食べてたら怒られた。

そんな思い出がいっぱい。
錦市場を歩いていて、あの日の思い出がこれでもかとわいてきた。
自分の幼少は市場で形成されたようなもんだな。

そんな市場や商店街がスーパーや大型ショッピングセンターに押されて消えつつある。
いつか見たあの風景がなくなりつつある。
あれこそ守るべきものじゃないかな。

モノを買うのもなるべく地元の商店で済ましたい。
多少値が張ろうがそういうところに行きたい。
安くていいから中国産はそろそろやめたい。

守るべきものは何だろう。
きっと自分の過ごした思い出を残したいんだろうな。
そういうエゴが世の中を作っているんかなって思ったり。

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